この本を読めば明日から早起きしたくなること間違いなしです!
朝活に憧れていたり、そのメリットはわかっていても、実際に行動に移すのは難しいと考えている方も多いかもしれません。
しかし著者は「どんな方でも、早起きはできます」と豪語しています!この本には「早起きのポイント」や「早起きが出来ない時の対処法」など裏技やコツが余すことなく紹介されています。
夜に無駄な時間を過ごさずに、朝にやりたいことを集中的にやる。毎朝のたった2時間があなたの人生を変えることになるでしょう!
- 朝、起きるのが憂鬱な人
- 午後にならないとエンジンが掛からない人
- 飲み会に出席して後悔する人
- 毎日の生活に充足感が無い人
- 家と会社の往復だけだと感じている人
- スキルアップをしたい人
- 土日を無駄に過ごしてしまう人
- 勝ち組になりたい人
本の要約
本書では、早起きをすることが目的では無く、他の目的を実現するための手段として、早起きが推奨されています。何のために朝の時間を使うのか?を先に決めることが重要です。
早起きをすることで、その時間を自分の時間として有意義に使う事の素晴らしさを教えてくれます。
早起きのメリット
時間の効率化ができるようになる。朝が早ければ、必然的に夜も早く寝るようになる。朝に時間がある事によって心のゆとりを持てます。
2時間早く起きることで、自分の時間が出来るようになる。
精神的な不調や心の病を改善する効果がある。(朝日を浴びる)
新しいコミュニティを見つけることも出来る。
早起きのポイント
ポイントとしてはいくつかあげられていましたが、一番大切なのは夜22時に寝る事だと思います。夜の時間を無駄にダラダラ過ごさないことが、明日の自分をつくりだすことに繋がります。ただ、明日になるのが嫌だからと言って、無駄にスマホをいじっていることはありませんか?
この本は早起きだけではなく、より効率的な時間の使い方を教えてくれています。毎日の時間配分や、どの時間に何をやるのか?早起きすることだけでこの本を読むのではなく、日々の時間の使い方を見直すのにもおすすめです。
早起きを続ける方法
早起きをする意味を自分の中で明確にさせておいて、高い目標ではなく低い目標からこなしていくことができれば良いようです。
それは、早起きだけでなく普段の生活の中でも必要な考え方です。低い小さい目標をコツコツと続けることで、最終的に大きな目標を捉えることができると良いと思います。
他に続けるために効果的なのは、SNSなどで公言することです。こちらも、早起きだけではなく自分がやり遂げたい事ならなんでも、周りの人に意思表示することで自分を鼓舞することができます。
感銘を受けた言葉
「今日も早く起きられた!」という成功体験から一日が始まると、新しいチャレンジにも前向きになり、自己を高く評価できる気持ちへとつながるのです。
5時にアラームを止めに行くことから、着替えまでを一気にやってしまうことがコツです。
一年365日のうち、出勤する日数が240日程度だとしましょう。すると一年間の通勤時間は480時間になります。オフィスでの就業時間が一日に8時間だとすると、(中略)60日分もの勤務時間に相当する時間を無駄にするのは、実にもったいないことです。
なんとかこの日々から脱却したい。そう思っていたときに、ある見出しを目にしました。「スターバックスCEOが毎朝4:30に起きる理由」という記事ですナイキのCEO、マーク・パーカー氏は5時に起き、1時間の運動をする。4時半に起きたアップルのCEO、ティム・ムック氏は6時までに部下に送るメールを済ませる。スターバックス元CEO、ハワード・シュルツ氏も6時までには会社に出社している(肩書はいずれも当時)。
「成功者は皆早起きなんだ!」強い衝撃を受けました。
感想
私は毎朝6時に起きて、近所の神社に参拝に行っているのですが、5時に起きるのもありだなと思いました。早く起きた分、参拝に行った後にもさらに散歩も出来るし、7時より6時、6時より5時の方が空気が澄んでて気持ちいいだろうな~と思うからです!
夜にダラダラと過ごしているなら、朝にその時間をシフトして、スッキリした頭でやりたい事をやる方が、確かに人生が充実すると思います。
素直に、早起きをして有意義な時間を過ごしたいと思わせて貰える内容でした。5章目で早起きで人生が変わった人たちのお話もあり、こんなふうに変わることもあるんだと感心しました。ダイエットに成功する人が多かったのも興味深かったです。
ただ、著者は、仕事の時間を上司に交渉して、他の人より2時間早めてスタートさせてもらう事が出来たようですが、仕事の都合上それが叶わない人も多いと思います。飲み会の席を断るにしても、上司に自分だけの始業時間を早めてもらうにしても、その勇気や行動力は必要なことだとは思いますが、すべての人には当てはまらないのかな?とも思いました。
寝る時間と起きる時間を変えればいいことなので、内容に縛られずに自分のベストを探すことができると良いと思います。
私はアラームを止めてから、ぼーっとしている時間が長いので、アラームをベットの近くではなくて届かない場所において、そこからすぐ行動に移せるようにしたいと思います!明日から早速そうします(笑)
まずは、早起きの目的が大切ということでしたが、私は朝のお散歩に行った後、ラジオ体操と読書の時間も確保できたらいいなと思います。
なんだか、考えただけでリア充です(笑)
自分に合った時間帯や、目的をみつけて、楽しく早起きが出来るようになると、本当の意味で充実した毎日が送れるのではと思います。
本の著者(井上 皓史)
1992年、東京都生まれ。朝活コミュニティ「朝渋」代表。株式会社Morning Labo取締役。幼少期より22時に寝て朝5時に起きる生活を続けていたが、社会人となって、夜型の生活を送るビジネスパーソンの多さに驚愕。朝活コミュニティ「朝渋」を東京・渋谷で立ち上げ、会員とともに、読書や英会話などさまざまな活動を行う。また、本の著者を招いたトークイベント「著者と語る朝渋」は年間5000人を動員する規模に成長した。2018年、勤務先の企業を退職し、ライフワークだった「朝渋」に本格コミット。早起きを日本のスタンダードにすることを目指す。