本の紹介

【本の紹介】ミニマリストになって、モノを捨てたら「お金」と「時間」が増えた!(SHINYA、佐竹 真)

ミニマリストとは、大切なものが明確に見えている人のことです。自分には何が大切で、何が必要ないのか?その基準をしっかりと持っている人をさします。

それが生活に反映され、部屋が必要なものだけで整い、人生も整う。不要な部分にお金を掛けなくて済むようになり、無駄遣いが減る。判断基準にブレが無いので、時間のロスも少なくなる。

ミニマリストの思考を取り入れることで、自分で人生の舵を切る為の、考え方が身に付き、最も効率的に自分や身の回りを変えていくことが出来るようになります。

本書は、ミニマリストの入門書となります。

ただ、殺風景な部屋に住んでいるだけがミニマリストではありません。あなたも今日からミニマリストの思考を取り入れて、人生の無駄にメスを入れてみましょう!

この本を読んで欲しい人

  • ミニマリストに興味がある人
  • 貯金や資産を増やしたい人
  • モノが捨てられない人
  • 気持ちよく生活したい人
  • 効率よく生活したい人
  • 生産性を上げたい人
  • 無駄なことに囚われたくない人

黒ヒョウ
黒ヒョウ
部屋が綺麗だと自己肯定感が上がる!

本の要約

不安な人ほど、荷物が多い。。。

モノを手放すことで得られるメリットは

  • お金や時間が増える
  • 生活が整う
  • アタマがスッキリする
  • 心がかるくなる

など、沢山のメリットがあります。

ミニマリストになるには

本書では、モノの捨て方やお金の増やし方がミニマリスト目線で詳しく書かれています。

モノを捨てることが出来ない。「安いから」という理由で買ってしまうなど、ものを手放せなかったり、考えなしに買ってしまい後悔する人も少なくないと思います。

そんな足し算の生活ばかりではなく、引き算を取り入れたい方におすすめの本です。

また、お金を増やすために、収入を増やす方法を探すのではなく、上手に節約をする方法を教えてくれています。

この本では、固定費を抑えることを提案していて

①住居費②通信費③保険料

この3つを見直して、貯金や資産を増やしたほうが合理的であると述べています。

それ以外にも、テレビや家具を持たない事、食事を1日に2食にしてみることなど、ライフスタイルについても言及されています。

整った生活環境や、自分にとっての必要なものが見えてくることにより、時間やお金がいつのまにか増えている。そんな良い循環を与えてくれるのが、ミニマリストのマインドです。

ミニマリストを目指すなら、出費もミニマムにする

感銘を受けた言葉

本当に必要なら迷うことすらないので、捨てようかなという選択肢さえでてこないかと思います。

実は、『選択肢がたくさんあると、人間は不幸を感じやすくなる』ということを、心理学者のバリー・シュワルツさんが提唱しています。

ミニマリストはモノを減らすことが目的なのではなく、あなたが大切にしたい”価値観”を知り、大切にしていくことが目的にあります。

感想

『生活感も何も無い部屋に住んでる人』と言うのが、私のミニマリストの方の印象でした。ぶっちゃけ、四角い箱の中に居て何が楽しいのかな?家で何してるんだろう?と思っていました。

でも、そのなにもない部屋にするにあたって、自分との対話を大切にしているのだと言うことが、本書を読んで分かりました。

生きることに真剣に向き合っているとも思います。著者のように、自分の心地よさを追求したら、ミニマリストになったという方も多いかもしれません。

モノとの向き合い方や、お金との向き合い方は参考に出来る部分が多かったです。私も、保険料を支払うのをやめようと思いました。凄く参考になった!

ただ、著者は洋服の枚数を少なくして、毎日洗濯していると書いていましたが、毎日洗濯するのは洗剤や水がもったいないとも感じますし、何より自分が毎日洗濯するのはキツイな~と思ってしまいます。

ミニマリストって、マメで几帳面な人が向いているんでしょうかね?おそらく、何かの在庫を置いておくこともしないでしょうからね。汚れたら洗う、無くなったら買いに行く。その当たり前のことを「まとめてやりたい」と思うガサツな私は、完全なミニマリストになることは到底無理です。

でも当たり前ですが、全部をマネする必要もなく、自分にあったやり方を取り入れるにはとても参考になりました。

「捨てようか悩むものは、そもそも必要が無い」これを念頭に置いて、スッキリと整った生活を送ることができるようになりたいです。

でも私は、完全なミニマリストにはなれません!でも、憧れるんだよな~

著者紹介 ミニマリストSHINYA、佐竹 真

(きちんとした著者紹介が本書になかったため「はじめに」のなかの言葉を要約しています)

エンジニアの仕事をしている普通のサラリーマン。ミニマリスト歴は5年。高校を卒業し、上京して初めて一人暮らしをするが、引っ越しのタイミングで、たくさんのモノを捨てることになる。「買っていなければ捨てることもなかったのに」と、そこから自然にモノが少なくなっていく。ミニマリストに興味を持ったのではなく、友人から「あなたはミニマリストだね」と言われて、初めて自分がミニマリストだと気づく。

今の持ち物は、ストレッチの効いたスーツが1着、Tシャツ、下着類が1着ずつ。あとは歯ブラシや髭剃りなどが少しと、仕事で使うPCのみ。