本の紹介

【本の紹介】『言葉』が人生を変えるしくみその最終結論(石田 久二)

「現実は言葉によってつくられる」

「でも」「だって」「自分に出来るわけがない」が口癖になっていませんか?何故その言葉を使いたくなるか分かりますか?

それはあなたの潜在意識が、現状維持が出来るように言わせている言葉です。

使う言葉を変えることにより、潜在意識を書き換えて現実を変える。本書はそのアプローチ方法を詳しく解説しています。言葉を変えたとしても現実が変わらない人も居るかもしれませんが、その「原因」や言葉を使う時の「心構え」、「言葉」を軸にして具体的に願いを叶える方法も紹介されています。

この本を読んで欲しい人↓

目の前の現実を変えたい人

自尊心が低い人

望んでいることが叶いにくいと感じている人

ポジティブな言葉を上手に使いたい人

「楽しい」感覚を持って人生をクリエイトしたい人

引き寄せの法則がいまいち上手く行かない人

アルパカ
アルパカ
使う言葉を変えるだけで現実が変わる!

要約

著者が出会った一冊の本。

それは長者番付で1位の人が書いた本で、その中で目についた一文が「ツイていると言えば運がよくなる」でした。

著者は半信半疑ながらも、「ツイている」という言葉を口にするように心がけ過ごしたところ、面白いように現実が変わっていきました。

言葉を適切に扱う事で誰でも現実を変えることが出来る

思考、行動、言葉、この三つが一致するときに夢が叶いますが、三つのうちで簡単に変えられるのは言葉です。言葉はあなたが望む現実をクリエイトするためのカギになります。

望みが叶わない原因

願望実現を妨げる原因の一つとして、自我(エゴ)の本質は欲求なので基本的に満たされることはないという事があげられます。

「一軒家何て買えるわけがない」

「私なんか結婚できない」

「社長に何てなれるわけがない」

潜在意識にとって「現状維持」をキープできる否定的な言葉は、最も実現しやすくストレスのない言葉になります。

否定的な言葉は潜在意識の持つ防衛本能にマッチしているので、現実化しやすいのです。

言葉を使う時の心構え

うさぎ
うさぎ
今、確実にできることを言葉にする

今から確実にできることをあえて言葉にして実行します。すると、「言葉にしたことが実現した」と、潜在意識に刷り込むことが出来ます。そこから言葉のエネルギーが強化され「言葉にしたことは叶うんだ」となり、夢を言葉にすると叶いだす。と言う現実がやってきます。

その他

本書では他にも、どんな言葉を使えばよいのか?なども具体的に書いてあります。

それに、言葉の力を最大限に活かすにはメンタルを整えることも必要だと言及しています。著者が最も重要視しているのは「自尊心」です。その自分を肯定する方法や自分がどのタイプの自尊心を持っているのかなども、タイプ別に調べることが出来、タイプごとの今後の対処法なども解説されています。

また、他にも使うといい「言葉」や、その使い方、お金を引き寄せるアファメーションのコツなども書いてあります。

使う言葉を変えて、現実を変える!心構え一つで遠かった夢に一歩近づくことが出来ます。

感銘を受けた言葉

「十分なお金が欲しい!」という願望なら、その人が認識している世界には十分なお金はないけれど、認識していない世界には、十分なお金が存在しているという事。

人が認識している世界がすべてではない

発した言葉は、宇宙記録であるアカシックレコードに刻印され、その言葉は必ず誰かが拾います。良い言葉が刻印されれば、誰かがそれを拾ってもってくる。だから願いが叶うのです。

プロゴルファーのタイガー・ウッズは、自分の優勝が懸かった試合であっても、相手に「入れ、入れ」と念じていたそうです。相手が最後のパットを外せば優勝が決まるという場面なのにそれでは面白くないらしい。形として相手を応援することになるのですが、それはまさに自尊心が高いからに他なりません。

私たちにとって大切なのは、外側に良いものを探し続けることでは無く、自分の世界が最高になる事です。幸せかどうかは常に自分で選択できます。「全ては自分次第」とは、罪悪感や被害者意識を持ちましょうということではもちろんなく、いつでもこの瞬間から、自分次第で幸せになれるんだという「自由」を持つことを意味するのです。

感想

要約でも書きましたが、『潜在意識にとって「現状維持」をキープできる否定的な言葉は、最も実現しやすくストレスのない言葉になります。』と言うのが、腹落ちしたし、なるほどなと思いました。

引き寄せの法則やってるけど、上手く行かないと言う人にはもってこいな内容だと思います。

私は斉藤ひとりさんの本は読んだことはありませんが、「ツイている」や「どうせできる」などのポジティブな言葉を使って潜在意識を書き換える事は、有効だと感じます。

「どうせできる」、私自身もよく使う言葉です。人生ってどうせ大丈夫なように出来ていると思います。そう思えるかどうかはやはり、自尊心に繋がるのだと思います。

本書では自尊心についても長いページを使って説明してくれていますので、自尊心を上げたい方は是非読んで欲しいと思います。

著者紹介 

973年大阪府生まれ。福岡県在住。

メンタルコーチ、講師、旅人、株式会社アンサー代表取締役。

各種研修、夢実現のライブセッションを主宰。月間30万PVを集める人気ブロガーとしても知られる。

大学卒業後、世界を放浪し、大学院、ニート、契約社員を経て2005年に独立。その前年から始めたブログは14年間毎日更新。「宇宙の法則」の実践により、収入、時間、家族、仲間、健康のすべてを満たしたライフスタイルを実現。

2004年より天台修験の導師に師事し、在家ながらも本格的な密教の修行に勤しみ、滝行はこれまで1,400回以上に及ぶ。

科学的根拠に基づく緻密な理論体系と、魂を揺さぶるエモーショナルな講演スタイルには定評があり、幅広い層に熱烈な人気を博している。

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